タイ・バンコクやチェンマイへの観光を計画するときに気になるのがヘイズ(煙害)やpm2.5やpm10などの大気汚染。
ネット上の情報では、毎年2~4月ごろにヘイズ(煙害)が発生すると書かれていますが、実際はどうなのでしょう?
・この記事は、タイ特派員ムーガタが担当しています
1:ヘイズがひどくなるのはいつからいつまで?
ヘイズが目に見えてひどくなるのが2月中旬以降です。(1月末ぐらいからもやがかかるようになり、空気汚染の数値 が100を超える)
ヘイズがひどい日がどんな具合かというと、晴れた日でも空が曇というかもやでおおわれたような状態。太陽が見えません。
では実際の街の様子。
空気が黄色っぽくなっているのがわかるでしょうか? 街に出ると、日中の太陽が高い晴れの日でもこんな具合。
ヘイズの期間中は、ずっと煙っていて空の青さがまったくわかりません。
普通に道を歩く分には視界は開けているので問題ありませんが、遠くを見ると風景がかすんでいます。
ヘイズがひどい日の大気汚染指数
上記の写真を撮った日の大気汚染指数「390」。あまりよくない数値(というかおそらく悪い方の最高値)です。
この時期は、ふだんマスクをしないチェンマイの人たちもマスクをしています。(注:コロナ前のこと)
ナイトマーケットに行くと、ハイシーズンに比べるとかなり観光客が少ないのが体感でわかります。
少しずつ空気がきれいになり、4月中ごろにやってくるタイのお正月「ソンクラン(水かけまつり)」が過ぎると、やっと青空が見えるようになります。
けっこう長い期間、空がもやもやして空気が悪い状態が続くわけです。
空気が悪いからといっても現地の人たちは通常通りに活動していますし、屋台やレストランなどのお店も通常通りです。
2:ヘイズの時期のチェンマイ観光
理由は?
・本来のチェンマイのよさを味わえない
・ヘイズ+気温の高さ(3月は35℃前後、4月は40℃前後)で快適ではない
旅の計画がこれからなら、積極的に3・4月にチェンマイに旅行するのは避けたほうがいいでしょう。やはり、11・12・1月が無難でしょうか。(ただし、暑いのが好きな方は4月以降でも)
3:ヘイズはいつ終わる?
5月に入れば、ようやくヘイズが終わります。空がうす~い水色を帯びてきます。6月に入ると、雲と空の青がはっきり区別できるようになります。
余談ですが、5・6月は(ヘイズは去っていても)気候は暑いです。正直この気温と太陽の強さの下で観光するのはキツイかと。※ただし、エアコンが効いた車で移動、食事は室内のカフェで、という旅行ならありかも?
チェンマイのベストシーズンは、やはり冬でしょうね。ただ、好みもあると思います。むちゃくちゃ暑いのが好き&乾燥した場所が好きな人は、5~6月は最高でしょう。
4:すでに航空券やホテルを手配してしまった?
対策をしっかりとして滞在してください。旅の持ち物としてマスクは必須です。あとは、紫外線から目を守るためにサングラスも。
まとめ
目や喉がデリケートな人は、ヘイズの時期の旅行はやめましょう。(後の影響を考えるとやめておいたほうが無難)
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