県営住宅や市営住宅(公営住宅、団地)を退去したあと、敷金が返還されます。この還付金は、いつごろもどってくるのでしょうか?
体験談をまじえて説明します。
県営住宅の敷金の返還時期
▼東京の公営住宅の一例
質問
退去しました。敷金は、いつ頃戻りますか?
回答
ご入居時に敷金を納入していただいており、返金がある場合、事前に通知し、 駐車場敷金は退去(解約)日から約1か月、住宅敷金は約2か月後に、『 退去届』 (駐車場解約届を別途提出している場合は別途対応の場合あり)にてご指定いただいた口座に振り込みます。 なお、不足が生じた場合は、不足額を 払込票にて請求いたします。
▼大分の公営住宅の一例
敷金の還付は、退去修繕の終了後に、敷金還付請求書を提出いただいてから約2か月程度かかります。
上記にもあるように、県営住宅の敷金は、退去後二か月後にもどってくる場合が多いようです。
ただし、この”二か月後”には、注意が必要かもしれません。ちょうど二か月ではなく、二か月後の月末になることもあるからです。
※振り込みが月末に一括しておこなわれる場合があるため
【ペンネーム黒龍さんの場合】
事情により県営住宅を退去した。契約時に退去について質問する機会はなかったし、契約書にも敷金の返還があるとは書かれていたが、時期については言及がなかった。
わざわざ電話をかけて聞くのも手間なので、待つことにした。
一か月後、敷金の返還はなし。二か月後、またもや振り込みはなし。もしかして三か月後かなと考えていたら、二か月後の月末に振り込みがあってほっとした。(以上、聞き書き)
上記のような例があります。
どちらにしても、基本的に、一般賃貸にくらべて日数がかかると思っておけばまちがいないでしょう。
敷金の還付金が返還される口座
多くの場合、還付金の通知とともに、振り込みを希望する銀行口座を指定できるようになっています。
県営住宅の敷金返還について
県営住宅や市営住宅(公営住宅、団地)の敷金は、家賃の二か月~三か月であることが多いようです。
ただ少し注意が必要なのは、住宅に住んだ期間が長かった場合の原状回復費用です。
県営住宅や市営住宅は一般賃貸とはことなり、経年劣化が考慮されない規約になっていることが多いからです。
そのため、入居時に敷金をおさめていても原状回復費用がかかってしまい、たたみや壁紙などの費用を請求されることがあるのです。が、このあたりは、各自治体の裁量やとりきめによる部分もあるようです。
返還や支払いが必要な場合のどちらになったとしても事前に通知がくるので、内容を確認しておきましょう。
公営住宅って、原状回復において経年劣化が考慮されない物件があったりします。そうであれば、6万円は戻らない上、10万円くらいは余分にかかります。 原状回復費用の計算を、国交省のガイドラインに沿って計算してくれる物件なら、家賃滞納がなければ全額戻って来ます。故意や過失で汚損してたり、退去時の掃除が不十分ならその分引かれます。 yahoo不動産より
まとめ
県営住宅や市営住宅(公営住宅、団地)を退去したあと、いつごろ敷金が返還されるのかについて説明しました。
二か月以上にもなると、ちゃんともどってくるのかが心配になりますが、二か月後の月末までは待ってみましょう。返還されるはずですよ。
以上、参考にしてみてください。
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