香りに敏感な方に向けて、これまで泊まったホテルの香りを記録していますが、中には残念ながら香りの影響が大きかった宿や地域もありました。
今回は、そうした事例のひとつとして、八重山諸島・石垣島での経験をまとめます。
個別のホテルを紹介する記事とは違い、営業を妨げないよう施設名は伏せたうえで、地域全体の傾向としてお伝えします。
八重山諸島・石垣島
八重山諸島の中で、いちばんよく訪れている島です。これまで数軒以上の民宿・ホテルに泊まっています。
部屋のリネン|寝具は安心できる?

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宿泊したすべての民宿・ホテルで、シーツ・タオルなどに抗菌系の洗剤が使用されていました。コロナ禍の影響で、リネン業者さんが抗菌系洗剤を取り入れたのではないかと思われます。
筆者は事情を説明して、新品のシーツやタオルを用意してもらえたこともありました。しかし、ベッドマットに香りが染みついていて結局ベッドで寝られなかったり、配慮をお願いしたことで気まずい思いをしたりすることもありました。
個人経営の民宿で、部屋に香りの強い消臭剤があったことをきっかけに、洗剤や柔軟剤の香りについて話題にしてみたことがありますが、地域全体でこうした香りの製品が広く使われている印象を受けました。
抗菌系洗剤の使用が広まっている

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石垣島全体として、住民の方々に抗菌系洗剤の使用が広まっているようです。住宅街やコンビニ、飲食店、人が多く集まるお祭りなどで、香りを強く感じる場面がたびたびありました。飲食店でも、抗菌系洗剤の香りが強いスタッフの方がいる店が複数ありました。
コロナへの心配や対策から抗菌系洗剤の使用が始まり、そのまま定着したのかもしれません。化学物質や香料が苦手な人、香害の心配をされる方にとっては、こうした状況が石垣島への旅行のハードルを上げてしまうのも事実です。
それでも訪れたい人へ
ホテルでも民宿でも同様の傾向が見られたことから、この地域で無香料の宿泊先を見つけるのはハードルが高いかもしれません。
筆者は現在、無香料かどうかわからないホテルに宿泊する際は、100均のシャワーカーテンと薄手の合羽を持参するようにしています。
ベッドにシャワーカーテンを敷き、合羽を着て眠ることで、マットに香りが染みついている場合でも影響を抑えられるからです。
石垣島に限らず、香りが心配な宿に泊まる際の対策です。ただ、香りが部屋の設備などに移っている場合は、対策のしようがないこともあります。
どちらにせよ、香りが苦手な人にとっても選びやすい民宿やホテルが、少しずつでも増えていくといいなと思います。