乗り継ぎなどで那覇空港で時間が空いてしまうことってありますよね。この記事では、2~3時間の乗り継ぎ時間を利用して波の上ビーチに行くコースを紹介します。
利用する交通機関はゆいレールのみ。レンタカーなどは使わずに楽しめるプランです。
レンタカーがあれば瀬長ビーチあたりにも行けそうなのですが、夕方などになると渋滞もあったりして返却に時間がかかったりするので……。今回は「ゆいレールで波の上ビーチ」に出かけてみましょう。
1:乗り継ぎまで2時間!海を見たい人におすすめのコース

ゆいレール
行き:「那覇空港駅」→ゆいレールで12分→「県庁前駅」→徒歩で16分→「波之上ビーチ」着
1時間で観光:ビーチを眺めたり波上宮にお参りしたり、写真を撮ったり……。
帰り:「波上宮」→徒歩で16分→「県庁前駅」→ゆいレールで12分→「那覇空港駅」着
ゆいレールは、昼間なら8分間隔でやってくるので(朝と夕方ならもっと本数あり)、待ち時間を入れても約20分で那覇空港から県庁前駅に到着します。
県庁前駅から波の上ビーチまでは、意外と近くて歩いて徒歩約16分 (1.2km)。タクシーだと思っと早いです(5~6分?)。
ゆいレールの乗車時間と徒歩の時間が片道合計28分。往復で約1時間あれば移動オーケー。残りの1時間は、現地で過ごせるコースです。
1時間だとのんびりとまではいきませんが、最後に海を見たいなというときにおすすめ。

那覇空港から1番近いビーチ(遊泳期間 4月6日~10月31日)

波之上宮(なみのうえぐう)
海を見たり写真を撮ったり
波之上ビーチは、地元の人たちがふらりと訪れるローカル感たっぷりの場所。
のんびり海を眺めたり、となりの高台にある波上宮から写真を撮ったりして気ままに過ごしましょう。
砂浜のすぐ近くに道路があるため、「視界がさえぎられて雰囲気ブチ壊し!」などの酷評をうけることもある波之上ビーチ。
沖縄の有名ビーチに比べると見劣りするかもしれませんが、ここに来るとのんびりとした沖縄らしさを感じられるので筆者は好きです。
それにこのビーチ。こう見えても約800種類のサンゴが生息している場所なんです。
2:乗り継ぎまで3時間!ビーチを楽しんだあとに小休止するコース

行き:「那覇空港駅」→ゆいレールで12分→「県庁前駅」→徒歩で16分→「波之上ビーチ」着
2時間で観光など:ビーチを眺めたり波上宮にお参りしたり、御朱印をもらったり……。
(途中で移動)「波上宮」→徒歩で16分→「旭橋駅」直結の「沖縄県立図書館」「那覇オーパ」で休憩
帰り:「旭橋駅」→ゆいレールで11分→「那覇空港駅」着
波の上ビーチから旭橋駅までは、徒歩約16分。もちろん、タクシーだと思っと早くて楽ちんです。
ゆいレール旭橋駅の前には、2018年10月にオープンした「沖縄県立図書館」があります。
沖縄県立図書館でゆったり
吹き抜けのロビーが気持ちいい沖縄県立図書館は、ゆったりと過ごせるスポットです。
沖縄県立図書館の3階には授乳室が設けられているほか、3階奥には子供が自由に過ごせるキッズスペースがあります。
お子さん連れだと時間つぶしに使える場所がなかなか見つからないこともありそうですが、そんなときにもいいと思います。
館内には、誰でも使えるフリーwifiが飛んでいるのもいいですよね。(パスワード不要)
荷物を預けよう
スーツケースなどの荷物がある場合、入り口左側にあるコインロッカー(100円で利用可。取り出し時に返却)小さめの荷物であれば、3階の総合カウンターに(申し出てください)預けることができます。
あまりにも大きなスーツケースは、那覇オーパ2階にある「観光情報センター」に預けるのがおすすめ。(ゆいレール「旭橋」駅にもコインロッカーあり)
「観光情報センター」からは、宅配便の手配ができたりもして意外と便利です。
手荷物預かり
1日1個500円でお預かりいたします。
【お預かり時間】9:00~16:00
【お渡し時間】9:00~16:30(当日中に受取)荷物配送
ヤマト運輸の宅急便を使って荷物を配送いたします。
(お預かり時間)9:00~16:00
観光情報センターサイトより
【紹介スポット詳細】
波の上ビーチ
〒900-0031 沖縄県那覇市若狭辻1-25-11
遊泳時間 4月6日~10月31日 9:00~18:00 7・8月は19:00まで
入場料 無料 ※有料シャワー完備・トイレあり
沖縄県立図書館
〒900-0029 沖縄県那覇市泉崎1丁目20-1A街区ビル 3~5階 カフーナ旭橋
電話番号 098-894-5858 開館時間 9:00~20:00
休館日 毎週火曜日、年末年始、特別整理期間
※沖縄県立図書館の館内は、スマホなどでの撮影が禁止となっています。
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【旭橋駅】ノマドカフェよりおすすめ?沖縄県立図書館に行ってみました
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3:隠れ家的観光スポットにも立ち寄って!
沖縄県指定天然記念物「仲島の大石(なかしまのうふいし)」
那覇オーパと沖縄県立図書館とバスターミナルがある建物「カフーナ旭橋」の隣にある「仲島の大石(なかしまのうふいし)」。
予備知識がなければただの大きな岩と木にしか見えませんが、昔からこの地にある大石は、さまざまなできごと(沖縄戦も)を耐え抜いてきた歴史的な存在なのです。
旭橋駅から「カフーナ旭橋」に向かうデッキから見える距離にあるので、ぜひ近くで見学してみてほしいです。
文化財(県指定史跡・天然記念物)指定年月日:昭和33年3月14日
那覇市泉崎の市外バスターミナル構内にある琉球石灰岩で、高さ約6m、中央部の周り約25m、下部の周囲は約18mある。岩の下部は波に洗われてくぼんだ跡(ノッチ)があって、昔この辺りが海岸であったことを知る貴重な資料になる。
軽便鉄道「那覇駅跡」の遺構
上記の「仲島の大石」のすぐ近くにあるのが、軽便鉄道「那覇駅跡」の遺構です。旭橋駅から「カフーナ旭橋」に向かうデッキの真下(自転車置き場)あたりにあるため、目立たない存在です。
戦前に走っていた軽便鉄道は、沖縄戦の爆撃で破壊されました。戦後になり復興の話も出ましたが、結局はそのまま消えることになったのです。現在は、積み上げられた円形のレンガがわずかに残るのみ。
観光地としては地味な存在で、鉄道マニアの方がたまに訪れるぐらいかと思いますが、「仲島の大石」とともに激変する世界を耐え抜いてきたのです。
こちらもぜひ見学してみてほしい場所です。
沖縄の軽便鉄道は、人々から「ケービン」の愛称で親しまれた。
那覇駅は、与那原線開業時に整備され、路線増加とともに拡充された。赤瓦葺きの木造平屋建ての駅舎には売店もあり、隣接して鉄道管理所や交番が置かれた。構内には転車台・機関庫・石炭置き場などがあった。 那覇市歴史博物館より
海が見られなくてもいい人は?
海は見られなくてもいいという人は、ゆいレールで那覇空港から2駅にある小禄(おろく)駅直結のイオンがおススメです。
ゆいーレールの駅から通じるデッキから行く場合、2F入り口にコインロッカーもあります。(大きなスーツケースもOK)
フードコートに沖縄そばの店もあるし(那覇空港で食べるより安い)1Fスーパーのお土産コーナーも充実しています。
サーターアンダギーなど、空港で買うよりも安く手に入るのでおすすめ。
1Fのパン屋さんのとなりに、自由に休憩できるコーナーがあります。無料wifiと無料の水もあります。
まとめ
那覇空港で乗り継ぎ時間が空いたときの過ごし方を紹介しました。もうすぐ沖縄を離れるけど、最後に海が見たいなというときの波の上ビーチはなかなかいいものですよ。
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