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【2025年】初心者向けパスポート取り方:手続きの流れと必要なこと・注意点もまとめました

海外旅行や留学、出張など、日本を出て他の国へ行くときに欠かせないのが「パスポート(旅券)」です。でも、「はじめてのパスポート、どうやって作ればいいの?」と不安になる人も多いのではないでしょうか。

この記事では、初めてパスポートを作る方に向けて、手続きの流れ、必要な書類、受け取りまでの日数、注意点などをわかりやすく説明します。

▶知りたい情報は目次からもさがせます

パスポートとは?

パスポート(正式名称:旅券)は、日本政府が発行する「海外での身分証明書」です。外国に渡航する際、このパスポートがないと出入国ができません。

顔写真付きで、氏名・生年月日・国籍・本籍地などが記載されており、トラブル時にも身分や国籍を証明する重要な書類です。

パスポート申請方法は2通りあります

パスポート窓口申請

✅ 方法①:窓口での申請(一般的な方法)
✅ 方法②:スマートフォンからのオンライン申請(対応条件あり)

この2つの方法にはそれぞれ特徴と条件があります。以下で詳しく解説していきます。

【方法①】窓口での申請

▶ 対象

・初めてパスポートを作る人

・戸籍の変更がある人(婚姻・転籍など)

・12歳未満の子ども

▶ 申請場所

住民登録をしている都道府県の「旅券窓口」「パスポートセンター」など。市役所や合同庁舎の中にあることが多く、都道府県の公式サイトで確認できます。

⚠️ 都道府県のパスポート申請詳細は、この記事の最後に公式サイトへのリンクを記載しています。

▶ 必要な書類

・一般旅券発給申請書(窓口にあり)

・戸籍謄本または抄本(発行後6か月以内)

・本人確認書類(例:マイナンバーカード、運転免許証)

・パスポート用写真(縦45mm×横35mm)

▶ 写真の注意点

・無帽、無背景、正面、6か月以内に撮影したもの。

眼鏡・髪の影・笑顔など、条件に満たない写真は却下されることもあるため、写真館で「パスポート用」と伝えると安心です。

▶ 窓口申請の流れ

  1. 必要書類を準備して、旅券窓口へ行く(本人が出向く必要があります)
  2. 書類を提出し、内容確認・申請
  3. 申請後、受付票(受領証)を受け取る
  4. 約2週間後に受け取り(後述)
  5. 本人が再度窓口に行き、パスポートを受領する(受領証と手数料が必要)

🆕 発行までにかかる時間について(2025年以降)

令和7年(2025年)3月24日から、セキュリティを強化した新しいパスポートの発行がはじまりました。
これにより、すべてのパスポートは国立印刷局で一括で作成される方式に変更されています。

▶ 発行までの期間が 「約2週間」 に延長されました!

上記の理由からパスポートの発行までの日数が、10営業日前後(約2週間)かかるようになっています。

大型連休や夏休み前などはさらに遅れる可能性があるため、できるだけ早めに申請しましょう。

【方法②】オンライン申請(新規申請も可能に!)

パスポートはオンライン申請が可能

▶ 対象

・初めてパスポートを取得する方

・すでにパスポートを持っている方の「更新」

・「記載事項変更」や「紛失による再発行」など一部のケース

⚠️ 初めてパスポートを作る人もオンライン申請が可能となりました。

▶ オンライン申請に必要なもの:

・マイナンバーカード(有効な署名用電子証明書付き)

・対応スマートフォン(NFC対応機種)

・マイナポータルアプリ

・顔写真(スマホで撮影・条件を満たす必要あり)

▶ オンライン申請の流れ:

  1. スマホに「マイナポータルアプリ」をダウンロード
  2. マイナンバーカードを使ってログイン
  3. 申請内容の入力と顔写真、自署サイン(後述)のアップロード
  4. 旅券窓口からメール通知が届く(交付準備完了)
  5. 指定された窓口で受け取り(本人が行く必要あり)

▶ オンライン申請のメリット:

・スマホで24時間いつでも申請できる

・窓口の待ち時間・書類記入が不要

・写真も自宅で撮影可能(条件あり)

・費用が割安になる(後述)

▶ 注意点:

・写真の規格が厳しく、スマホ写真は失敗しやすい(スマホアプリで撮影するか、写真館で撮影したデータをアップロードする。推奨:写真館)

・自署(自分の手書きサイン)は、白い紙に書いたものが必要。サインをアプリ内カメラで撮影するか、あらかじめ撮影しておきデータをアップロードする)。

・一部の手続き(初回申請、氏名変更など)はオンライン申請不可

・受け取りは必ず本人が窓口に行く必要あり

パスポート発行の費用(2025年現在)

【窓口での申請費用】

有効年数 手数料
一般旅券(10年) 16,300円
一般旅券(5年) 11,300円
一般旅券(5年) 12歳未満 6,300円

【オンライン申請費用】

有効年数 手数料
一般旅券(10年)  15,900円
一般旅券(5年)  10,900円
一般旅券(5年) 12歳未満  5,900円

※支払いは、パスポートを受け取るときに「収入印紙+都道府県収入証紙」の形で行います。旅券窓口で案内があります。

子どものパスポート申請について

12歳未満の子どもも、海外に行くにはパスポートが必要です。年齢にかかわらず1人1冊必要で、保護者の旅券に“同伴者”として記載するような制度はありません。

▶ 必要なもの

・申請書(窓口またはオンライン)

・戸籍謄本または抄本

・本人確認書類(健康保険証や母子手帳など)

・保護者の本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)

・顔写真(乳児でも必要です)

最近では、赤ちゃんの撮影にも対応した写真館が増えています。
背景が単色で顔が真正面を向いていることが大事なので、家庭での撮影は難しい場合もあります。

▶ オンライン申請も可能

2025年より、保護者による代理申請で子どものパスポートをオンライン申請することも可能になりました。

マイナンバーカードとスマホがあれば自宅で手続きができますが、受け取りは必ず子ども本人と一緒に窓口に行く必要があります。

パスポートの有効期限と更新

パスポートには有効期限があり、以下のように分かれています:

・20歳以上:10年または5年を選択可能

・20歳未満:5年のみ

▶ 更新(切替申請)のタイミング

パスポートの有効期限が1年以内になると、更新(切替)ができます。

ただし、国によっては「残存有効期間が6か月以上」ないと入国できない場合があるため、海外旅行を控えている人は早めの更新をおすすめします。

▶ 更新もオンラインで可能

現在のパスポートを持っていて、記載内容に変更がなければ、更新(切替申請)もオンラインで対応可能です。

マイナンバーカードを使って自宅で申請し、あとは受け取りに行くだけなので、忙しい方には特に便利です。

よくある質問(Q&A)

Q. パスポートをなくした場合はどうすれば?
A. すぐに警察に紛失届を出し、その上で旅券窓口にて「紛失一般旅券等届出書」と再発行の申請を行います。オンライン申請はできません。

Q. 申請中に海外に行く予定がある場合は?
A. パスポートの発行には約2週間かかります。すでに海外渡航が迫っている場合は、旅券窓口で「緊急旅券」など特例が適用できるかを相談してください。

Q. 海外でパスポートをなくしたら?
A. 現地の日本大使館・総領事館で「帰国のための渡航書」を発行してもらえます。その後、日本に戻ったら再発行手続きを行います。

まとめ:パスポート申請は「早めに・自分に合った方法で」

パスポートは、海外へ出るための「国際的な身分証明書」であり、旅の第一歩です。

マイナンバーカードがあれば、新規申請の場合でも、オンラインで自宅から24時間申請可能になりました。(2025年より)

どちらの場合でも、パスポートの受け取りは本人が窓口に行く必要があります。

どちらの申請方法を選ぶかは、状況や環境によります。スマホ操作に不慣れな方は窓口が安心ですし、忙しい方や遠方の方はオンライン申請がいいでしょう。

おわりに

「いつか海外に行きたい」「留学するかもしれない」「いざという時のために持っておきたい」――そう思った今が、パスポート取得のベストタイミングです。

パスポートは、あなたの世界を広げるカギです。
この記事が、その第一歩をスムーズに踏み出すお手伝いとなれば幸いです。

 

参考:各都道府県のパスポート申請サイト

北海道青森県岩手県宮城県秋田県山形県福島県

茨城県栃木県群馬県埼玉県千葉県東京都神奈川県

新潟県富山県石川県福井県山梨県長野県岐阜県静岡県愛知県

三重県滋賀県京都府大阪府兵庫県奈良県和歌山県

鳥取県島根県岡山県広島県山口県

徳島県香川県愛媛県高知県

福岡県佐賀県長崎県熊本県大分県宮崎県鹿児島県沖縄県

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