関西空港(KIX)からはベトジェットエアの直行便、羽田(HND)や成田(NRT)からはバンコク(BKK)経由で行けるタイ チェンマイ(CNX)。
チェンマイ空港から市街地へ、または市街地からチェンマイ空港への交通手段を紹介します。
※この記事は、特派員ムーガタが書いています。
チェンマイの航空券は、trip.comからの購入が便利
最近の〇〇は、サービスが格段によくなってきています。手数料はかかりますが、キャンセル可能な航空券も増えており、帰りの日程が未定の旅行では、暫定的な復路チケットとして活用できそうです。LCC(格安航空会社)でもこうした航空券が見つかります。
trip.com公式サイト
チェンマイ空港から市街地へ
チェンマイ空港から市街地へは、基本的にエアポートタクシー。
ほかに、日本から予約可能な予約サイトのタクシー、シティバス(市内路線バス)、トゥクトゥク、ソンテウ(赤い乗り合いバス)が利用できるでしょう。
①空港タクシー(エアポートタクシー)を利用する
エアポートタクシーは、到着ロビーにカウンターが2~3か所あります。
2024年、チェンマイ空港から旧市街の中心部への利用で150バーツでした。それ以前に、旧市街の外に位置するサンティタムエリアまでタクシーを利用したときは200バーツ。
旧市街とその周辺なら150~200バーツと予測しておけばいいでしょう。
チェンマイ空港から旧市街までの時間は、混みあわない時間なら15~20分ほどです。
荷物が多い場合は、タクシーのチャーターもおすすめ
ゴルフバッグなど大きな荷物がある。そんなときは、日本にいながらネット予約できるタクシーをチャーターしておくのもいいでしょう。
筆者は、KKday(ケーケーデイ)で予約しましたが、ほかにも予約できるサイトがあるかもしれません。
KKday(ケーケーデイ)の場合は、大きめのワゴン車での送迎です。そのため、エアポートタクシーよりも荷物の積み込みがスムーズにできると思います。料金も良心的な設定ですよ。
【ほかにもあるおすすめポイント】
1:予約時に到着便の時間を記入するので、その到着便の飛行機が遅延したときなどでも柔軟に対応してもらえる。
2:日本語での予約・支払い・問い合わせが可能なので安心。(現地で迎えてくれる方は、英語話者になります)
3:オンライン決済で完了するため、当日の支払いはなし。現地通貨タイバーツの持ち合わせがないときでも、空港での両替をしなくてすみ手間がはぶける。
申し込みはこちらから→KKdayの公式サイトでタクシーを予約する
②シティバス(市内路線バス)
市内を循環する路線バス。料金が一律20バーツで格安です。
バス停は、空港Exit 1(1番出口)を出たところにあるタクシー乗り場を過ぎて100mぐらい。ぽつんと標識があります。
R3 赤色は、ニマンヘミン・サンティタムなど旧市街の西側エリア行き
R3 黄色は、ナイトバザール・ターペー門など旧市街の東側エリエリア
路線バスは、旧市街の主要スポット・旧市街の周辺エリアを巡回するので、宿やホテルに近い停留所で降りましょう。※路線図がバスの中にあります。
ただ、少し待ってバスが来なさそうなら、別の手段を選択するのをおすすめします。理由は、待っていても時間がかかる可能性があること、屋根のないバス停なので暑いためです(暑さで体力を消耗します)。
筆者は、以前にたまたまこのバスに乗ることができました。のんびり走って目的地まで、という感じです。まったくいそがない旅、そして、交通費などもろもろを節約したい旅での利用ならいいかもしれません。
③トゥクトゥクを利用する方法
空港から出たときに、たまたま別の客を送ってきたトゥクトゥクやソンテウ(赤い乗り合いバス)が停まっていたという場合に利用できる方法です。
料金は、運転手による部分が大きいです。以前、チェンマイ空港から直接ミスターピエールという両替所に行ってもらったときは100バーツでした。
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このときは、運転手のほうから声がかかりました。(現地で中国人と思われることが多い筆者に、中国語で)
多少は料金交渉ができるかもですが、本来トゥクトゥクはそれほど割安ではない(100バーツ~)ので注意しましょう。
④ソンテウ(赤い乗り合いバス)
ソンテウ(赤い乗り合いバス)だと、もう少し安く行けると思います。が、これも運転手による部分が大きく料金にも幅がある感じです。
空港から出たところでたまたま出会えたらラッキーと考え、極端な値切り交渉はしないようにしましょう。
現地の地理にくわしければ、↓ このような方法も。ただし、この方法が使えるのは昼間のみかな?
ソンテウにも営業時間があるからです。(朝8時ごろから夕方5~6時ぐらい。昼休憩もあり)
無事にチェンマイ到着!
空港のタクシーもバスも待ちで時間がかかりそうだったのでエアポートプラザまで徒歩で移動してソンテオで移動。 pic.twitter.com/Xn2H8avQY8— Hideki Takasaki (@bronzefistrecs) June 9, 2024
⑤Grab(グラブ)
Grab(グラブ)は、チェンマイ空港への乗り入れが禁止されています。そのため、チェンマイ空港からのGrab利用はむずかしいと考えましょう。
市街地からチェンマイ空港への場合は? それとわからない車体なら入れるかもしれません。
チェンマイ旧市街まで徒歩で行ける?
チェンマイ国際空港から市内中心部までの距離は、約5kmです。車でなら15分。ふだんから歩きなれている人なら、歩けない距離ではありません。
けれども、1年を通して日中の気温が高く暑い(30~40℃)ことを考えると、あまりおすすめはできません。
12月~2月ぐらいの比較的気温が穏やかな時期ならまだましでしょう。この期間なら、バックパックを背負っていて体力・気力がある人なら歩けるかもしれません。
スーツケースの人は? 地獄をみることになります。やめてください!!✋
チェンマイ市街地からチェンマイ空港へ
チェンマイの市街地からチェンマイ空港へ行くときの交通手段は、どうすればいいのでしょう。
意外と悩む項目です。というのも、チェンマイ市内では、基本的に流しのタクシーがないからです。
流しのソンテウ(赤い乗り合いバス)も確実につかまるものではないので、不安が残るんですよね。
事前にタクシーをチャーターしよう
チェンマイ市内からチェンマイ空港までの交通手段は、事前に予約しておくのが確実。
チェンマイ空港では荷物検査に時間がかかるので、早めに確実に空港へ到着することで、すこしでも時間の余裕をつくっておくためです。
時間や場所によっては、ソンテウやトゥクトゥクがつかまらないことがあるのも理由のひとつ。加えて、朝と夕の渋滞(8~9時、16~18時)もあるためです。
筆者は、タクシーで市内からチェンマイ空港まで行くときKKday(ケーケーデイ)という予約サービスを利用しました。
タイの現地で予約できるサービスだと空港までのタクシーもかなり割高だったのですが、KKday(ケーケーデイ)は許容範囲だったからです。
じつは、こういった送迎サービスには苦手意識があったのですが、口コミがよかったこと、事前に予約・支払いができること、時間指定ができることから思い切って利用してみることに……。
前日でも余裕で予約できましたし、結果、すごく楽にチェンマイ空港まで行けました。
2025年1月に筆者が利用したホテルからの料金は、1200円程度でした。空港まで楽に行けてこの料金なら、なんら不満はありません。(次回も利用します)
申し込み時の利用規約には、「出発時間の2時間前まで指定可」となっていました。けれども、チェンマイ空港は混みあうため3時間前に迎えをおねがいしたら、きちんと来てもらえました(その場合は、申し込み時の連絡メールに返信するかたちで、その旨伝えるようにしてください)。
KKday(ケーケーデイ)のタクシーは、ひとりで予約しても大きめのワゴンタイプの車両で迎えてくれます。これなら、お土産や荷物が多いときも利用しやすいのでは? 車両もあたらしくて快適でした。
KKday(ケーケーデイ)のタクシー予約はこちら→KKdayの公式サイトでタクシーを予約する、または下記画像をクリックで申し込みページに飛びます。
ソンテウ(赤い乗り合いバス)をチャターする方法
これは、筆者が以前に利用していたアナログな方法です。(この方法もわるくないと今でも思っている)
宿の近隣に停まっているソンテウ(赤い乗り合いバス)に、「〇日の〇時にチェンマイ空港までおくってほしい」と伝えて料金交渉をする方法です。
一度、サンティタムからお願いしました。約束の10分前ぐらいには宿の前に待機してくださり、正確におくってもらうことができました。
料金は、ふたり以上の場合ひとり150バーツとのこと。筆者はひとりでしたので、自分から200バーツでと交渉しました。
ターペー門からも同様にお願いしたことがあります。たまたまセブンイレブンの前に停まっていたソンテウの運転手に交渉し、次の日の早朝にきてもらいました。このときは、150バーツ。
2回とも、早めの時間に待機してくださり親切に対応してもらいました。うれしかったので、少しプラスした料金をお礼のチップとして渡しました。
基本的に街中を流しているソンテウがチェンマイ空港まで行くのはイレギュラーです。そのため、少し予算がかかってもいいと考えました。
走っているソンテウ(赤い乗り合いバス)を止めて交渉するのは、おすすめしません。これは、いやがられることのほうが多いでしょう。
市街地の渋滞を考えよう
チェンマイは、比較的のんびりした街ですが、朝と夕方は渋滞が発生します。朝と夕の渋滞(8~9時、16~18時)。
この時間は、ソンテウ(赤い乗り合いバス)は学生さんやお勤め帰りの人が多く混んでいます。空港までなんて、まずつかまりません(即、断られる)。
なんとかなるだろうと思っていると、見つからなくてかなりあせることになりかねないです。
まとめ
チェンマイ空港から市街地へ、または市街地からチェンマイ空港への行き方を紹介しました。
チェンマイの市街地からチェンマイ空港への移動は、ちょっと面倒ですし悩むところです。少しでも参考になればと思います。
チェンマイ行きの航空券は、trip.comからの購入が便利
最近の〇〇は、サービスが格段によくなってきています。手数料はかかりますが、キャンセル可能な航空券も増えており、帰りの日程が未定の旅行では、暫定的な復路チケットとして活用できそうです。LCC(格安航空会社)でもこうした航空券が見つかります。
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