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ビレッジハウスの退去費用が高い時、クレジットカード払いにできる?

家賃がお手頃で、敷金・礼金・手数料・更新料など初期費用が全て無料の賃貸住宅ビレッジハウス。

入居したのはいいけれど、諸事情で退去することになりました。

その退去費用が、思っていたよりも高い!

そのようなとき、分割払いやクレジットカード払いはできるのでしょうか?

調べてみましょう。

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ビレッジハウスの退去費用は3種類

ビレッジハウスの退去費用は、「室内クリーニング費用」「短期解約違約金」「原状回復費用」の、3種類があります。

このすべてを必ず支払うわけではありません。

退去の時期と、退去するときの部屋の状態によって、退去費用がいくらになるのかが違ってきます。

それぞれ解説します。

必ず支払うことになる「室内クリーニング費用」

退去の際には必ず支払いが必要になるのが「室内クリーニング費用」です。

これは住んだ期間に関係なく支払いが必要な費用になります。

金額は?

室内クリーニング費用:1㎡=1,210円

ビレッジハウスに多い部屋の広さで目安を計算すると……

部屋の広さ 室内クリーニング料金
33.09㎡ 40,038円(税込)
49.2m² 59,532円(税込)
53.21m² 64,384円(税込)

上記のようになります。

ビレッジハウスでは、入居時の初期費用として「クリーニング代(専門業者が部屋を掃除するための費用)」を支払う必要がありません。

その分を、退去時に支払うということのようです。

室内クリーニング費用は、部屋の状態がきれいで破損がなくても必ず支払いが必要です。

退去費用は、解約手続きの書類を出したあと、「解約に伴うご請求書」が届いてからの支払いになります。

2年以内の解約退去で支払う「短期解約違約金」

短期(1年または2年以内)で解約退去する場合に支払う「短期解約違約金」

ビレッジハウスの賃貸借契約締結に記載された「入居日」から2年以内に解約して退去する場合に支払いが必要です。

1年以内に解約した場合

賃料の3ヶ月分の違約金が発生

2年以内に解約した場合

賃料の2ヶ月分の違約金が発生

「短期解約違約金」は、駐車場に対してもかかります。

短期解約違約金はどの賃貸物件では必要なものですが、ビレッジハウスの短期解約違約金は比較的割高になっています。

ビレッジハウスは、入居時の初期費用無料やフリーレント、3万円キャッシュバックなど、入居時のさまざまなサービスが多いです。

そのサービスは、入居後長い期間住んでもらうことにより利益を出して回収することになります。が、2年以内に退去されるとその利益を得ることができず、運営状況に影響があるからだと思われます。

ビレッジハウスは2年以上住んでから退去するほうがいい

ということになりますね。

部屋を破損・汚損したときに支払う「原状回復費用」

部屋のふすまや壁、床などを汚したり壊したりしたときに支払うのが「原状回復費用」です。

部屋の中にあきらかな破損、汚れがある場合に請求される費用になります。

破損や汚れとは?

タバコによるヤニ汚れ
ふすまが破れている
壁に穴があいている
床に大きな傷がついている
たたみが汚れている(たたみの部屋の場合)
壁や柱のねじ穴、くぎ穴(画鋲、ピンの穴は除外)

以上のような場合です。

この原状回復費用は、修繕費用として使われるもので、借主が負担します。

原状回復費用は、ビレッジハウス独自の基準で金額が決められているようです。

原状回復費用は、退去の立ち合いの日に現金で支払います。

結局、退去費用はいくらぐらいかかる?

退去の時期と、退去時の部屋の状態によりますが、4~15万円ぐらいになるかと思われます。

4万円は、33.09㎡程度の部屋に2年以上住んだあとに退去、部屋には汚れや破損がまったくない場合。

15万円は、1年以内に退去し、さらに部屋の汚れや破損が複数ある場合。

これはおよその目安で、部屋の広さや家賃によって変動します。

特にふすまの破損などがある場合は、費用が割高になるようです。

※あくまで参考としてください。

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ビレッジハウスの退去費用が支払えないときは?

ビレッジハウスの退去費用が支払えないときに、分割払いやクレジットカード払いはできるのでしょうか?

ビレッジハウスの退去費用は分割払いできる?

ビレッジハウスの退去費用は分割払いできる?

これは、難しいです。

退去費用の分割払いが認められるのは、個人の大家さんでよほど理解があった場合のみ。

ビレッジハウスの場合は会社組織なので、賃貸の退去費用の分割払いは、おねがいすること自体がむずかしいでしょう。

ビレッジハウスの退去費用はクレジットカード払いできる?

ビレッジハウスの退去費用はクレジットカード払いできるかどうかですが、これも無理でしょう。

ビレッジハウスでは、初期費用、家賃、退去費用など、すべての支払いで、クレジットカードを利用することができません。

どうしてもクレジットカードを利用したい場合は、民間のクレジットカード払い代行サービスを利用するしかないようです。

クレカリ賃貸ならクレジットカード払い可能

退去費用(初期費用でも利用可)を、クレジットカードで支払う方法はあります。

家賃クレジット決済『クレカリ賃貸』 などのクレジットカード払い代行サービスを利用します。

クレジットカード払い代行サービスは、キャッシングではなく、自分のクレジットカードで支払うサービスです。

クレジットカード払い代行サービスとは?

退去費用の請求金額を、クレカリ賃貸が指定の相手先の口座にすぐに振り込んでくれる

利用者は、その金額をクレジットカードで支払う。

というもの。(要手数料)

結果的に、クレカ払いにすることで支払い日を後に伸ばすことができるというメリットもあります。

『クレカリ賃貸』を利用することで、退去費用(初期費用)の支払いがクレジットカードでの決済にできるということです。

ただ、ビレッジハウスの退去費用で振り込みを利用できるのは、「解約に伴うご請求書」として請求がくる「室内クリーニング費用」と「短期解約違約金(発生する場合)」の合計金額のみです。

(原状回復費用は現金での支払いです)

それでも、このふたつの費用をクレジットカード払いすることで、無理のない退去手続きがおこなえる場合もあるでしょう。

物件を退去するということは、次に転居する部屋の初期費用なども必要な時期です。両方の金額を合わせると、負担が大きい場合もありそうです。

必要な場合は、利用を検討してみくださいね。

『クレカリ賃貸』 のサイトには、初期費用のみのように書かれていますが、退去費用でも利用できることを筆者が直接確認済みです。その場合、「解約に伴うご請求書」など退去費用の支払いである証明になるもの提示が必要とのことです。

※「原状回復費用」は、退去立ち合いの日に現金での支払いになるので上記の方法は利用できません。


クレカリ賃貸を利用した上で1回払いがキツイ場合は、クレジットカードの支払いを2回以上に設定して分割払いするのもいいかもしれません。筆者なら、この使い方をするでしょう。※ご利用は検討の上でおねがいします

まとめ

ビレッジハウスの退去費用が、思っていたよりも高い! そのようなときに、分割払いやクレジットカード払いができるのかについて紹介しました。

ビレッジハウスの退去費用が高くなるのは、1~2年以内に退去したときと退去時に部屋の破損や汚損があるときです。

以上、参考にしていただければと思います。

 

ビレッジハウスの入居を検討中の方は、ビレッジハウス住まいセンター の「お問い合わせ」から、「名前・メールアドレス・電話番号」を記入して、「〇〇県の物件を紹介してほしい」「物件の内見をしたい」と書いて送信します。

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