ベトジェットの手荷物検査は厳しいの? ネット上には、過去に機内持ち込み荷物の重量が超えていたことから、超過料金を請求されたという口コミも。
これは、今もそうなのでしょうか?
【機内持ち込み手荷物・受託手荷物】の規約と、実際に関西空港~チェンマイ空港で搭乗したときの様子をレポートします。
関西国際空港からチェンマイへの ベトジェット直行便 は、以下の曜日に運航されています。
日曜日・火曜日・木曜日・土曜日
●ベトジェットエアの航空券は、
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から購入できます
◎この記事は、特派員ムーガタが書いています。
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ベトジェットエアの荷物規約
機内持ち込み荷物の規定
ベトジェットエアの機内に持ち込み手荷物は、下記の要件を満たしている必要があります。
| 機内持ち込み手荷物の重量 |
| 1人1個の機内持ち込み手荷物と1個の身の回り品:7 kgまで |
| 機内持ち込み手荷物のサイズ |
| ・機内持ち込み手荷物1個 56cm×36cm×23 cm以下 ・身の回り品1個 30cm×20cm×10 cm以内 |
ベトジェットの機内持ち込み手荷物は、総重量は7 kgまでで、日本のピーチやジェットスターなど各LCCと同様の規約です。
受託手荷物の規定
| 受託手荷物の重量 | 最大重量は32kgまで |
| 受託手荷物のサイズ | 119cm×119cm×81cm |
受託手荷物の最大重量は、32kgまで。チケットの種類により、別途料金が必要になります。
コロナ以降の航空運賃の値上がりと円安の影響を考えると、航空券以外で節約できるところは節約したいと考えますよね。
関西空港からチェンマイへ行ってみた

関西空港から、ベトジェットエアを利用して、タイ チェンマイへ行ってみました。
関西空港・ベトジェットエアのチェックイン
ベトジェットの機内持ち込み手荷物の基準は、ほかのLCCと同じく 最大7kgまで 。
さらに、ベトジェットでは 機内持ち込み手荷物にもタグの装着が必須 です。
チェックインカウンターで、機内に持ち込むスーツケースやバックパックを計りに乗せ、重さをチェックされた後、タグをつけてもらいます。
タグがないと機内に持ち込めないため、必ず付けてもらいましょう。
機内持ち込み手荷物の重量確認はきびしい?
あくまで印象ですが、重量チェックはかなりざっくりしています。特別きびしく検査している様子はありません。
以前は「ベトジェットは重量チェックがきびしい」という話もありましたが、筆者がこの3〜4年搭乗した範囲では、そういった印象は受けません。
関西空港には、重量チェック用のはかりはある?
第1ターミナルビル4階 国際線出発フロア に2ヶ所
チェックインカウンター :C前、F前
関西空港の4階に、計りがあります。筆者も使ったことがありますが、この計り、一見するとまったく計りに見えません。
(気づかずに通り過ぎてしまうデザインおしゃれすぎ問題)
当該エリアに、「ステンレスの平たいものを備えた壁状のもの」があったら、それが計りです。
チェンマイ空港から関西空港へ
チェックイン時の荷物重量チェックは?
チェンマイ空港から関西空港行きの場合も、タグを付けるためにメインのスーツケースだけを、さくっと計りに乗せるだけでした。
サブバッグは、こちらから申告しない限り計量されません。雰囲気としても、関西空港と同じく、細かくチェックしている様子はありません。
また、カウンター前で荷物を詰め替えている人を見かけたこともありません。
2025年追記
2025年初頭、チェンマイ空港から関西空港行きのベトジェットエアに搭乗したときのこと。
チェックインの順番待ちをしていると、ある乗客がリュックから取り出した荷物を、ジャケットの前身ごろやズボンのポケットに詰め込み始めました。
どうやら、手荷物の重量オーバーでチェックインに引っかかってしまった様子です。
詰め込むほどに、ジャケットの前も背中もふくらみ、まるでファン付きの空調作業着のよう。ズボンのポケットもパンパンで、見ているこちらとしては、ちょっとした現代美術のパフォーマンスのような光景でした。
(おそらく旅慣れた人。「まあ、こういうこともあるよね」な感じ)
最終的には、“ミシュランマン(ミシュランのキャラクター)”のような姿で、無事にチェックインを通過。ほっとしました。
この一件を見て、機内持ち込み手荷物の計量は、一応7kgを大きく超えない程度に準備しておくほうが安心だと感じました。
ベトジェットの手荷物重量チェックはきびしくはないが、制限がないわけではない。
ある程度は遵守したうえでチェックインに臨む必要がある。
機内持ちこみ荷物を軽くする裏ワザ
重量をおさえるために、軽めのスーツケースを使うのもひとつの方法です。
布製スーツケースは、デザインはあまり問えませんが、軽さという意味では意外に秀逸です。
▼1.2kgのスーツケース
これがスーツケースの中で最軽量かと思います。簡易なつくりですが、とりあえずスーツケースの形状をしているので、荷物もそこそこ入ります。
▼1.9kgのスーツケース
▼2kgのスーツケース
アウトドアエプロンに小物を入れる
LCCの7Kg規制回避の裏ワザとして、「アウトドアエプロンにデジタル関係の小物をいれて重量チェックにのぞむ」という口コミを見ました。これも悪くなさそうです。
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まとめ
以上、ベトジェット(タイベトジェット)の荷物の重量検査について紹介しました。
ちなみに、関西空港~チェンマイ直行便ですが、最近は往路・復路ともにほぼ満席です。よい旅を。
チェンマイへ安く行きたいなら、「Air China(エアチャイナ)中国国際航空」の北京経由便も悪くないです。
エアチャイナの「関空(KIX)→北京(PEK)」便は、毎日運航。
「北京 → チェンマイ(PEK → CNX)」は 週4便 運航しています。
当日中にチェンマイに到着します。
【トラベリスト】
から航空券が購入できます。
Air Chinaはフルキャリアなので機内食が出ます。
23 kg上限で預け荷物が1個無料。
北京での乗り換えは、セキュリティチェックがきびしいです。