「ビレッジハウスは家賃が安いけれど、騒音や防音性は大丈夫?」「”生活音がうるさい”という口コミを見て不安になった」という方へ。
実際に住んでみた視点から、防音性・遮音性の実際、上下階や隣の生活音、そして一般アパートとの違いなどを、具体的にお話しします。
集合住宅なので騒音ゼロではありませんが、私の場合は一般のアパートのときよりも音もれは少なく、生活しやすく感じています。
騒音トラブルを避けたい方や、騒音が少ない部屋の選び方、住み心地が気になる方の参考になれば幸いです。
ビレッジハウス:家賃2万円台〜。間取り図を今すぐチェック!▶
▼知りたい内容は目次からも探せます。
▼目次は「CLOSE」で閉じることができます。
ビレッジハウスの騒音問題を体験談で解説

ビレッジハウスより 部屋の一例
筆者が住むビレッジハウスは、1971年に建てられた RC造(鉄筋コンクリート造) の建物で、昭和の時代に雇用促進住宅として建設されたものです。
※住んでいるのは写真とは別の物件です
建物自体は築古ですが、国土交通省が定めた耐震性能や居住面積基準は満たしています。
個人的な感想として。建物は古いものの、コンクリートは重厚で造りはしっかりしている印象です。
現在貸し出されている日本全国のビレッジハウスは、ほぼ同じ年代に建設されているので、筆者の体験が参考になるかもしれません。
筆者が住んでいるのは4階角部屋

ビレッジハウスより
筆者が住んでいるのは4階角部屋 2Kの間取りです。※写真とは別の物件です
入居を検討したとき、どの部屋に住めば騒音の心配が少なくなるか? を考えて選びました。
ビレッジハウス・上下階からの騒音はある?
筆者は 4階建ての最上階 に住んでいるため、上階からの騒音はありません。また、階下からの音楽やテレビの音、話し声は聞こえたことはありません。
以前、一般のアパートの1階に住んでいたときは、上階の足音・テレビの音がほぼそのまま聞こえてきて、かなりのストレスでした。
そのため、ビレッジハウスでは 最上階を選択。結果、快適です。
(上階からの騒音は体験していませんが)ビレッジハウスは 上下階の防音性が高い と実感しています。
住人の家族構成にもよる
下の階の住人は一人暮らしの方です。 お子さんがいる家族連れなどの場合は状況が変わる可能性があります。
ビレッジハウス・隣の部屋からの生活音は?

ビレッジハウスより
筆者が住むビレッジハウスは、階段の両側に2住戸の入り口ドアが向かい合う構造になっています。
ドラマなどに出てくる昔ながらの団地の造りです。
筆者は音に敏感なため、建物の端っこにある部屋を選択しました。その結果、となりの部屋と接している共用壁は、 洗面所と浴室の壁だけです。
これまでのところ、隣の部屋から騒音と感じる音は聞こえたことがありません。
ビレッジハウス・注意したい生活音のポイント
筆者は 、単身で一人暮らししており、ほかの入居者も 単身や高齢者の方がほとんどです。これは、全住戸が2Kの間取りのせいもあると思われます。
小さなお子さんがいらっしゃるような家族が居住者にいないため、ドタバタ走る足音や話し声など、騒音の可能性がもともと少ない環境なのです。
住人に左右される騒音もある
このあたりは、3DKなど部屋数が多い物件だと事情も変わってきそうです。
内見の際、上下左右の部屋の家族構成など、さしつかえない範囲で聞いてみるといいかもしれません。
ビレッジハウス・住民マナー違反による騒音は?
筆者が住む ビレッジハウス は、昼間でもかなり静かです。
ただ、午前中の限られた時間に、少し離れた部屋から 外国のラジオの音が聞こえることがあります。
開始と終了の時間が決まっているので、気にしないようにしています。
(同じ騒音でも、終わる時間がわかっていれば、意外に大丈夫だったりしますよね?)
ネット上の口コミでは「ビレッジハウスは騒音がひどい」と書かれていますが、すべての物件がうるさいわけではないです。
騒音ゼロではない
例外として気になるのは、ドアを強く閉める音(ドアバーン!)。階下の住人の生活習慣によるもので、かなりの轟音。
住民のマナーとしてはあまり快くはないけれど、朝と夕方の2回程度なのでがまんしている感じです。
ビレッジハウス・階段の昇り降りによる振動は?
以前、筆者が住んでいた一般のアパートでは、外階段の昇り降りの音がうるさく、廊下を誰かが歩くだけで 建物全体が揺れていました。
しかし、ビレッジハウス では建物自体がどっしりしており、振動を感じたことはありません。
ビレッジハウス・外の音は反響しやすい

ビレッジハウスより
筆者は、4棟あるうちのはしっこに建つ棟 を選びました。その結果、バルコニー(ベランダ)側には建物がなく、比較的静かに過ごせています。
ただし、間取り図の「洋室約4.5畳」側には 自転車置き場 があり、さらに別棟も建っています。
窓を開けていると、外の会話が かなりはっきり聞こえます。建物が両側にあるせいか、音が反響するのです。ビレッジハウスの遮音性は、あまり高くないと言えます。
うるさいとまでいきませんが、反響の強さに驚くことはあります。これは、ビレッジハウスに限らず、一般賃貸の物件でも同様かと思います。
ビレッジハウスの騒音について、参考になる口コミを紹介します。
防音と言うか、生活音は一般のアパートなどに比べると聞こえない方です。
ただRCゆえ、硬い物がぶつかる音に関しては響きます。
yahoo知恵袋
\敷金・礼金・手数料・更新料が無料!/
ビレッジハウス公式サイトはこちら
ビレッジハウスの部屋選びで後悔したポイント

ビレッジハウス東二見ビレッジハウスより
騒音を避けたくて、はしっこの棟の最上階角部屋 を選んだことは正解だったと思っています。
けれども、入居後に後悔した点があります。それは 敷地の入り口に近い部屋を選んだこと です。
筆者の物件では、宅配便や業者の車が敷地内に入る際、入り口の横長の重い鉄扉を開け閉めする方式 になっています。
入居してからわかったのですが、この扉の開閉音が 思った以上に衝撃音でした。
車の出入りが多い日、扉を強く閉める人がいるときは、ストレスを感じます。
内見のときはここまでチェックできなかったため、後悔しているポイントです。
ビレッジハウスで騒音が少ない部屋を選ぶには
ビレッジハウスで 騒音を避けたい場合 は、以下のポイントを意識すると良いです。
優先順位は個人の事情によりことなる(最上階はむずかしいなど)と思いますので、参考として。
騒音を避けるためにチェックしたい基本ポイント
-
はしっこの棟を選ぶ
-
最上階を選ぶ
-
角部屋を選ぶ
- 階段の両側に2住戸がある部屋を選ぶ
建物の造りから考えると、上階からの音はそこまで響かないと思われますが、筆者自身が体験したわけではないので確実ではありません。
また、敷地全体の建物の配置や、平日の周辺環境として、騒音のもとになる工場・店舗の有無なども確認しておくと安心です。
さらに、
-
敷地内への車の出入り口の場所
-
駐車場の位置
もチェックしておきましょう。
※入り口や駐車場の位置によっては、車や宅配便の出入りが多くて気になる場合があります。
建物の造りによって変わる騒音の影響
意外と見落としがちなポイントが「建物の造り」です。ビレッジハウスには次の2タイプがあります。
1:階段の両側に2部屋が並ぶタイプ

階段の両側に2部屋が並ぶ構造 ビレッジハウスより
筆者が住むのはこの階段の両側に2部屋が並ぶタイプ。
となりの部屋との境にトイレとお風呂がある構造になっています。お風呂の場所は、外から見ると紺色に塗装された窓の部分です。
生活音が響きやすいリビング部分が隣と直接くっついていない造りです。
このような構造の物件で端の部屋 を選べば、隣からの騒音はかなり軽減できるはずです。
間に水まわりが入っているので、音が伝わりにくいのがメリットです。
2:ひとつの階にひとつの階段があるタイプ

ひとつの階に階段がひとつの構造 ビレッジハウスより
ひとつの階にひとつの階段があるタイプは、部屋同士が横にずらっと並んで隣接している形になり、生活音がそのまま壁伝いに聞こえやすくなる可能性があります。
たとえば、隣のTVの音や話し声、洗濯機などの音が届きやすいタイプといえるかもしれません。
ビレッジハウスの公式サイトでは、建物の外観・間取りがチェックできるので、確認してみてください。
内見のときにアンテナの差込口の位置を見るのもおすすめです。※TVは騒音のもとになるので、隣とどれくらい距離があるかを把握できます。
ビレッジハウスのような鉄筋の建物は、騒音を出さないように工夫はできても、他からの生活音などを防御するのはむずかしいです。
気になるポイントは、入居前にチェックしておきましょう。
造りの違いを知っておこう!
どちらにしても、騒音を避けたい方は、筆者が住むような 階段の両側に2部屋が並ぶ造り を選ぶのがいいかもしれません。造りの違いを知っておくと、静かに暮らせる可能性がぐっと高まります。
ビレッジハウス騒音の口コミ・評判
実際に両方のタイプの部屋を内見し、1のタイプの部屋に住んでいるという方の口コミを見つけました。
ビレッジハウスも、主に、横長廊下に各戸のドアが並んでいる形の2Kタイプと、縦長階段で各階に2戸ずつの団地タイプ(2DK・3DK)がの2つがありますが、前者はかなり音が響きます。
(いずれも内覧し、後者に決めました。)また、マンション4階や6階に居住している時も、人の話し声や車の音などは、居住前に思っていたよりずっとよく聞こえました。
育った環境にもよると思いますが人によって基準はまちまちなので難しいと感じます。住んでみて失敗だった…というのは、分譲でも起こります。分譲であれば買い替えは、本当に本当にとても大変です。
その点、賃貸ですから、生涯のことではないと少しポジティブに捉えていただくのはいかがでしょうか?
YAHOO知恵袋より
ビレッジハウスの騒音は大丈夫?
「ビレッジハウスの騒音は大丈夫ですか?」という疑問に対して、筆者の体験からの答えは以下の通りです。
-
ビレッジハウスは、比較的騒音が少ない構造 をしています。
-
ただし、居住者によっては騒音が発生する場合 があります。
-
また、部屋の選び方によって騒音の影響は変わる ため、選ぶ際に注意が必要です。
集合住宅なので、騒音なしとはいかない。家賃が安い代わりに防音性はそこまで高くない部分があるのは事実です。
騒音問題は、上下左右の住民のマナーにもかなり左右されます。
けれども、部屋選びの際に考慮することで、問題となる騒音の多くを防げる可能性がある、ということでした。
まとめ
最後になりますが、筆者が住む物件は、キッチン以外は和室で畳のある部屋です。
防音性の視点でみると、畳があることで階下からの音が少なくなっている可能性もあるのかな、と思います。
ビレッジハウスも畳の部屋は少なくなっていますが、防音性や遮音性、静かさな暮しを求める方は、畳の部屋を選択するのもおすすめです。
いい部屋がみつかりますように。
まずは内見から
気になる部屋があったら、まずは内見をしてみるのもひとつの方法です。内見自体は無料ですし、一つの物件につき2部屋程度の見学も可能です。
<今ならフリーレント1ヶ月と3万円のキャッシュバック特典あり>
「物件を紹介してほいい」「内見したい」などの問い合わせ方法は、

ビレッジハウス公式サイト(住まい相談センター) の画面右下の「メールでお問い合わせ」をタップしてください。
名前・住所・電話番号を記入して送信します。
※問い合わせ後、本人確認の電話がかかってくることがあります。内見をスムーズに進めるためにも、電話に出ておくのがおすすめ!
※問い合わせや内見をしても申し込みの義務はありません
ビレッジハウスに入居したいけれど「保証人がいないから不安」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。 実際に、ビレッジハウスの入居審査では保証人が必要なのか、それとも不要なのか気になるところですよね。 ... 続きを見る 65歳を過ぎると、賃貸物件の入居審査が厳しくなり、部屋を借りにくくなると言われています。 不動産屋を通じた部屋探しでは、年齢や保証人などの条件で断られることも。 そんな中、「ビレッジハウス」は、高齢者 ... 続きを見る
ビレッジハウスの入居審査に保証人は必要それとも不要?【体験口コミ】
65歳以上の部屋探し | ビレッジハウスは年齢制限なし・高齢者も入居可能な賃貸住宅です