ビレッジハウス(雇用促進住宅)のデメリット面を隠さず紹介!もちろんメリットも


初期費用と家賃が安いことで知られるビレッジハウス。実際に住んでみて感じたのは、TVのCM(ビレッジハウスの)ほどキラキラはしていないけれど、ネットの口コミほどには悪くないということ。

ビレッジハウスは、以前に雇用促進住宅として使われていたこともあって、「治安が悪そう!」「汚い」「騒音問題がある」といった評判や口コミがあったりするのです。

ネガティブな口コミを見て、借りるのをためらっている人もいるかもしれません。

この記事では、住んでみたからこそわかるビレッジハウスのデメリット・メリットを紹介します。

参考にしてみてください。

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1:ビレッジハウスのデメリット3つ

ビレッジハウスのデメリット

  • 建物が古い(階段しかない・設備が古い)
  • 駅から遠い物件が多い(徒歩15分以上とか)
  • 2年以内に退去すると違約金がかかる

それぞれについて解説していきます。

①建物が古い

建物が古い。これがビレッジハウスの最大のデメリットかもしれません。

築年数がたっているので、この事実は正直否定できません。(ただし、耐震や居住面積などは、国土交通省が定める基準を満たしているのでご安心を)

古さを感じるのは、ベランダやサッシなどのリノベーションされていない部分です。

たとえば、ベランダの柵のチョーキング現象(ペンキが粉をふいたようにはがれる)。ペンキは塗られているんだけれど(一応リノベ済みなわけです)、何度も塗り直しているようでところどころ剥がれているのです。

リノベされているとはいえ、サッシの交換まではされていないので(これは物件いいよるかも?)、開け閉めするときに多少滑りが悪かったりします。

(サッシについては、内見のときに開け閉めしてみて、滑りが悪い部屋は避けることで回避できそうです。または、交換可能ですか? と聞いてみるとか)

お風呂場やトイレの窓は、クイッと窓自体を押し上げて鉄の棒で支える押し上げ窓。レトロといればレトロなんですけど、あまり換気ができないのが悩みです。

あとは、階段や駐輪場などの共有部分。屋根とか鉄柵とか、なんの手も加えられていないので、正直あまりきれいとはいえない感じです。(このあたりも、徐々にリノベが進んでいる感じですが)

あとは、季節ごとの暑さや寒さでしょうか? これは築年数やベランダに面した部屋の窓が大きいことからでしょうか? 築年数の浅いマンションに比べると、正直断熱効果は劣りそうです。

日当たりを確保するために、別棟の建物との間隔が広めにとられているため、秋から春の間はいいのですが、夏は暑いです。

建物の構造を見ると、これからエレベーターが増設されるということもなさそうなので、階段が苦手、上り下りが不自由という人には住めなかったりもします。

ただ、ビレッジハウスの場合、部屋自体はかなりきれいにリノベーションされています。

白を基調にしているので、清潔感があり外観が古いままの物件だとギャップに驚くほど!

このように、古さと多少の不便さは避けられないのはデメリットではあります。

けれども、このふたつが受け入れられる人であれば、快適に住める可能性がぐっと高くなるということでもあるのです。

②駅から遠い物件が多い

地方にある物件は、駅から離れた場所にあることも多いです。私が住んでいるのは、最寄り駅から徒歩15分のビレッジハウス。

ふだんは自転車を利用するので不便はないのですが、自転車が使えない大雨の日は徒歩になるので、やっぱり不便だなと感じます。

ただ徒歩15分はなんとか歩ける距離ではあるんですよね。これが25分とかになるとさすがにちょっと厳しかったかなと思います。

ほかの入居者さんの多くは車やスクーターを所有されている人が多いようです。

車やスクーターがあれば生活のスタイルも変わってくるので、駅からの遠さ問題はクリアできますね。

③2年以内に退去すると解約違約金がかかる

ビレッジハウスの解約違約金

  • 1年以内の退去で家賃2ヶ月分
  • 2年以内の退去で家賃1ヶ月分

ビレッジハウスは、短期での契約を想定していないため、このように決められているそうです。

1~2ヶ月だけ借りたい、短期賃貸として利用したい人には向いていないといえますね。

2:ビレッジハウスの賃貸契約をしてみて気になったこと

気になったのは、不動産屋を通さずに契約することもあり、ネットからの申込みから入居までの手続きに迷う場面が多かったこと。

外資系の会社らしく、手続きの内容について細かな説明がない(たとえば賃貸契約の書類が届いて記入して送り返すのですが、ただ書類が届くだけ。どれになにを記入して、どの書類を返送するのかがわからない)ので、「これ、どうしたらいいんだろう?」と迷うことがけっこうありました。

あとは、一般の賃貸よりも入居までの時間がかかることでしょうか? 一般賃貸の場合は、不動産屋さん担当者がずっとつきっきりで、入居までの手続きを担当してくれますが、ビレッジハウスの場合は、担当者は基本つきません。

内見申し込み、賃貸契約の申込み、審査、その後の事務手続きなどの担当部署が違っているようで、そのときにたまたま当たった方が担当してくれる感じです(対応はていねいです!)。ひとつのことが終わって、「次の担当からの連絡を待ってください」と言われたものの、なかなか連絡が来ないというようなこともありました。

筆者がわかっている範囲では、下記の部署が担当になるようです。

問い合わせや内覧の申込み:ビレッジハウス住まい相談センター
内覧:委託先の管理会社
審査:ビレッジハウスマネジメント
入居に関する手続き:ビレッジハウス支社 など

その時期の混み具合にもよると思いますが、日数の余裕をみて手続きを開始することで回避できるかなと思います。

入居手続きの方法については、こちらの記事にくわしく書いています。自分がかなり困ったので、これから手続きをされる人の参考になればと。

3:ビレッジハウスを借りるメリット5つ

ビレッジハウスを借りるメリット

  • 敷金・礼金・保証人・更新料・鍵交換代・消毒費が不要
  • 固定費(家賃)を抑えながら広い部屋に住める
  • 入居条件がゆるく審査に通りやすい
  • 抽選がない
  • キャンペーン割引が受けられる
  • 収納が多い

それぞれについて解説していきます。

①敷金・礼金・保証人・更新料・鍵交換代・消毒費が不要

ビレッジハウスのメリットのひとつは、初期費用がないことだと思います。

ビレッジハウスの初期費用は、
--------------------------------
敷金   :0円
礼金   :0円
仲介手数料:0円
鍵交換  :0円
--------------------------------
すべてが0円です。

敷金、礼金などの初期費用がゼロ。鍵交換代や消毒費などの支払いもなし。更新料もかかりません。

保証人がいらないのですが、その代わりに保証会社との契約が必要ということもありません(その分の出費もおさえられる)。

最初に必要なのは、日割り家賃ぐらいです。後の項目で紹介するキャンペーンがある時期に申し込めば、最初のうちはほとんど支出なしで部屋を借りられます。

 

物価や消費税、国民健康保険などが徐々に上がっているので、節約を視野に入れている人は多いと思いますし、固定費をおさえることは今後の生活防衛という意味でも大切ですよね。

そんな中での初期費用無料はかなりありがたい。

ここまで初期費用がかからない賃貸住宅は、なかなかないと思います。

何らかの事情で初期費用が払えない、またはお金がないけど引っ越したいという人にもいいと思います。

②固定費(家賃)を抑えながら広い部屋に住める

エリアにより差があるとは思いますが、私の場合はワンルーム相当の家賃で2Kの間取りに住めています。

家賃24,000円の部屋を借りていますが、私が住んでいるあたりではこの家賃だとワンルームぐらいしか借りられません。

間取りを比較してみると……

ワンルーム( 19㎡)家賃20,000円+管理費2,000=24,000円の部屋

24,000円の家賃で借りられるのは、ワンルームで木造の物件のみ。収納が少なめでキッチンも最低限の設備です。

ビレッジハウス 2K(34㎡)家賃24,000円の部屋

筆者の部屋もほぼ同じ間取りですが、収納がもっと多いです。(4.5帖の部屋に+1か所、6帖の部屋に+1か所)。

この価格帯の家賃だと一般賃貸では木造しか選べなかったりしますが、ビレッジハウスは古いながらも鉄筋コンクリート。

家賃をおさえるためにワンルームを借ているという人でも、ビレッジハウスなら家賃をおさえながら広い部屋に住めるのです。

相場よりも安い家賃で、広めの部屋に住めるのは大きな魅力。

家族で住む場合なら、なおさらこのメリットが生きると思います。

新型コロナが登場した後、徐々に不景気になる物価が上がるという予測もあるようです。

実際にそうなるかどうかはわかりませんが、どうしてもかかってしまう固定費(家賃)を抑えておくことは、安心感にもつながります。

あとビレッジハウスは、押し入れがあるので荷物が多い人にもいいですよ。

③入居条件がゆるく審査に通りやすい

ビレッジハウスは、職業・年齢・国籍不問が基本条件。前科がないこと、暴力団関係との付き合いがないことが最低基準となっています。

シングルマザー、シングルファーザー、高齢者、フリーランス、フリーター、派遣、生活保護、障がい者、外国人などは、むしろ歓迎なのだそうです。

一般の賃貸や公営住宅だと、さまざまな条件が設けられていますが、ビレッジハウスの場合は、最初からかなり柔軟に設定されているのですね。

ビレッジハウスに住んでいます。審査に通るコツや評判について解説しますより引用

入居条件と審査については上記の通り。

「ビレッジハウスは入居条件がきびしくない」。これは私がビレッジハウスを選んだ理由だったりします。

審査については、下記ページで書いています。

④抽選がない

抽選がないってどういうこと!? ほとんどの人が意味不明だと感じるかもしれません。

ビレッジハウスと同じように家賃が安い賃貸住宅に、都道府県が貸し出す公営団地があります。

公営住宅は、通常入居に際しての抽選があります。

事前にはがきなどで応募→抽選→当選すれば入居可能という手順をふむ必要があるのですね。

募集は、多くの当道府県では1年のうち4回程度。

ひとつの住居に対しての応募が多ければ、落選する確率も高くなるシステムを採用しています。

条件がいい住居には応募者が多く競争率が高くなります。そのせいで、何度応募してもはずれる、いつまでも入居できない。ということになるのです。(筆者は、2度抽選に落ちてあきらめました……)

ビレッジハウスにはその抽選がなく、入居者希望者にやさしい賃貸サービスなのです。

⑤キャンペーン割引が受けられる

入居の際のキャンペーンは、あまり宣伝されていませんが下記のような感じ。

ビレッジハウスの割引キャンペーン

  • 30,000円の引っ越しサポート(キャッシュバック)
  • 家賃1ヶ月分のフリーレント

たとえば、家賃45,000円の部屋の場合で計算すると…

フリーレント1ヶ月
引っ越しサポート(3万円)
----------------------------------
敷金     :0円
礼金     :0円
仲介手数料  :0円
鍵交換    :0円
1ヶ月目家賃 :15,000円
翌月の家賃  :0円
----------------------------------
合計     :15,000円

30,000円の引っ越しサポートでキャッシュバックを選ぶと、最初に支払う家賃から30,000円が引かれ+次月の家賃がフリーレントなので、支払い金額をかなりおさえることができます。

一般の賃貸ではありえない料金設定ですよね?

⑥収納が多い

もともと家族向けに設計された住宅だということもあり、収納が多いです。

2Kの部屋の場合は、
・1間(いっけん=幅1182cm)の押し入れ×2
・天袋と呼ばれる物入れ×2
・半間(幅91cm)の押し入れ×1 があります。

フルに使えばかなりのものを収納できます。荷物が多いという人でも、困ることがないでしょう。

筆者は、半間の上段に突っ張り棒を張って、クローゼットとして使用しています。

4:ビレッジハウスに住んでみて気がついたこと

エアコンは省エネタイプのいいものがついています。夏に長時間稼働させても、驚くような電気代の請求はこなかったのは助かったポイント。

ちなみに、お風呂の給湯器やキッチンのガス湯沸かし器などをオプションでつけられるのですが、どれも新品が設置されています。

あとよかったなと感じたのは、ワンルームよりも部屋を広々と使えることでしょうか。くつろぐ部屋と寝室が分けられるのは、なかなかいいものだと気がつきました。

2Kなので広すぎるということもないです。

私は飼っていませんが、ペットが飼える部屋もあるのでペットが一緒という人は問い合わせてみるといいかもしれません。

補足ですが、パソコンを利用する人は、自分でインターネットの固定回線やwifi(今は回線とは言わない?)を用意することになります。

ソフトバンクAirのセールスの人が来ていたことがあるので、固定のネットも設置できるはずです(私は、ivideoというところのポケットwifiを利用しています。)。

スマホがある人なら、ティザリング(スマホの電波をパソコンで拾ってネットにつなぐ)という方法もありますね。

5:部屋の見学申込みは簡単

興味がある人は、最初に部屋の見学だけしてみるのもひとつの方法です。

写真や文字の印象だけではわからないことも、内見することで納得できたりします。

ビレッジハウスの公式サイトを通せば、メールだけで内見の申込みができます。

無料でビレッジハウスに問い合わせてみる

ビレッジハウスの部屋の内見で感じたこと

現地での部屋の内見は、建物の管理をまかされている管理会社の方が来られます。

不動産屋を通して部屋を内覧すると、早めに決めなければいけなかったりセールストークで推されたりします。筆者は、この雰囲気がちょっと苦手です。

ビレッジハウスの場合、管理会社の方は内覧を担当するだけなので、セールストークが一切ないのが気楽でした。「どっちか(住むか住まないか)決まったらビレッジハウスのほうに連絡しといてくださいね~」ぐらいでした。

そういえば部屋の内覧に関してのストレスはなかったなあと、あとになって思いました。割と気楽に部屋の内覧ができるのは、おすすめポイントかもしれないです。

※内覧については、こちらの記事で書いています。

【2020年6月追記】

新型コロナの自粛要請で、引越しや部屋探しをためらっている人が多いかもしれません。いろいろ考えると不安ですよね。

ビレッジハウスの部屋探しは、不動産屋さんを通さないので、ネットや電話でのやりとりだけで内見を予約できます。

さすがに内見だけは、管理人さんの立ち会いが必要になりますが、その後の契約もネットや電話だけですすめることができます。

内見から契約までの間、人との接触があるのは内見のときだけ。一般の不動産屋さんを通して部屋を借りる場合に比べると、感染のリスクはかなり少ないといえます。

ビレッジハウスへの問い合わせはこちらをクリック

【こちらの記事も参考にしてみてください】

まとめ

筆者がビレッジハウスに住んでみて気がついたこと、デメリットやメリットについて紹介しました。

デメリット・メリットは、人により感じる部分が違ってくるとは思いますが、この記事がビレッジハウスへの入居を検討している人の参考になればうれしいです。

【参考記事】


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