ビレッジハウスは、「汚い」「家賃が安いのは、なにかからくりがあるから」「だからやめとけ」という評判や口コミがあります。
実際は、どうなのでしょう?
住んでみて感じたビレッジハウスのデメリット・メリットを口コミで紹介します。
「ビレッジハウスって大丈夫?」「家賃が安すぎて不安…」「住んでみたあとに後悔したくない」「住み心地が気になる」と思われている方は、参考にしてください。
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ビレッジハウスに住んでわかったデメリット4つ
ビレッジハウスのデメリット
- 築年数がたっている
- 駅から徒歩10分以上の物件が多い
- 4~5階建て・階段のみの物件がほとんど
- 2年以内の早期退去は違約金が必要
1. ビレッジハウスは築年数がたっている

山口県ビレッジハウス台道道ビレッジハウスより
ビレッジハウスは、昭和の時代に建てられた築古物件なので築年数がたっており、建物自体が古いです。
古さを感じるのはサッシやベランダで、筆者が借りた物件はサッシのすべりが悪く、調整してもらっても完璧にはなりませんでした。
ベランダの手すりにも経年劣化があり、全体的に、生活に支障はないけれど多少の不具合があるという感じです。
ただ、古くても耐震性能や居住面積は国土交通省の基準を満たしていて、部屋自体はきれいにリノベーションされ、清潔感があります。
ビレッジハウスの騒音は?
建物の構造が鉄筋コンクリートでしっかりしているため、一定の防音性があります。
下階、隣からの騒音は、ありません。(筆者は最上階。隣の部屋との間に、トイレと風呂がある造り)。
ただ、別棟との建物のあいだで音が反響することがあります。
▼ビレッジハウスの騒音は、物件の造りと部屋の位置、住人にも左右されます。下記でくわしく紹介しています。 続きを見る
ビレッジハウスの騒音はどう?防音性・音もれ・生活音の体験口コミ
2. 駅から徒歩10分以上の物件が多い
地方にある物件は、駅から離れた場所にあることが多いです。
筆者が住んでいる物件は、最寄り駅から徒歩15分。
ふだんは電動自転車なので問題ないですが、大雨の日はちょっと不便かなと思います。ほかの入居者さんは、車かスクーターを所有されています。
ビレッジハウスは、駐車場、自転車・バイク置き場を完備しています。
たくさん買い物をしたときなどは、敷地内に車を乗り入れて荷物を運べるので、利便性は高いです。
3.4~5階建て・階段のみの物件がほとんど

山口県ビレッジハウス台道道ビレッジハウスより
ビレッジハウスは、エレベーターつき物件が少なく、4~5階建て・階段のみの物件がほとんど。
筆者は、上階からの騒音を避けるため最上階に居住しており、眺めは良く静かです。
けれども、階段の上り下りが大変に感じることも。
食料品をまとめ買いしたときなど、「3階ぐらいにしておけばよかった…」と思う瞬間はあります。
4.ビレッジハウスは2年以内の退去で違約金がかかる
ビレッジハウスの早期退去違約金
- 1年以内の退去で家賃3ヶ月分
- 2年以内の退去で家賃2ヶ月分
ビレッジハウスでは、1~2年以内に早期退去すると、早期解約違約金が発生し、これが一般賃貸よりも割高です。
ビレッジハウスは、入居時の条件が手厚いです。
敷金礼金なし・初期費用無料、仲介手数料・更新料なしで、家賃1ヶ月フリーレント、3万円分の引っ越しキャンペーン特典も受けられます。
これは「入居しやすくしていますが、その分長めに住んでくださいね」ということです。
(「入居しやすく退去しやすい」賃貸ですと、ビレッジハウス側の収益がきびしくなります)
よほどの事情がない限り最低でも2年間は住んだほうがよく、短期で借りるのには向いていないということですね。
ビレッジハウスのメリット6つ
ビレッジハウスには「デメリット」がある一方で、実際に住んでみて感じた「メリット」もあります。
ビレッジハウスを借りるメリット
- 敷金・礼金・保証人・更新料・鍵交換代・消毒費が不要
- 固定費(家賃)をおさえて広い部屋に住める
- 入居条件がゆるく審査に通りやすい
- 抽選がないのですぐに入居できる
- キャンペーン割引が受けられる
- 収納が多い
1. ビレッジハウスは敷金・礼金・保証人・更新料・鍵交換代が不要
ビレッジハウスの最大のメリットは、初期費用がほとんどかからないことです。
敷金、礼金、仲介手数料、鍵交換代、消毒代などの初期費用がかからない
不動産屋を通して同程度の賃貸物件を借りると、20~30万円はかかります。なにかと物価高の今、家計にとってはきびしいですよね。
ビレッジハウスで最初に必要なのは、
-
入居月の日割り賃料
-
翌月の賃料
-
火災保険料:10,000円
これだけです。ビレッジハウスの場合、家賃も安いので、入居時の出費は最小限でおさまります。
また、入居後の更新料もかからない(共益費は家賃に込み)ので、出費は家賃のみ。
なにかとお金がかかる引っ越し、そして入居後の暮らし。
金銭的な負担が減ることは、心理的な負担も減らせるということだと思います。
ビレッジハウスのメリット1
初期費用が安い。
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2.ビレッジハウスは固定費(家賃)をおさえながら広い部屋に住める
筆者の場合、ワンルーム相当の家賃で2Kの間取りに住めています。
ワンルームとビレッジハウスの、同程度の家賃の間取りを比較してみます。

ワンルーム(19㎡)22,000円の部屋
筆者が住んでいた部屋は、ワンルームで木造、収納も少なく、キッチン設備も最低限でした。

ビレッジハウス(28.89㎡)25,000円の部屋
安めのワンルームの価格帯(25,000円前後)の家賃でも、ビレッジハウスなら鉄筋コンクリートの2Kの部屋に住めます。
(筆者が住むのは同じ間取りの和室の物件です)
家賃をおさえるためにワンルームを借りている人もいるかと思いますが、そんな人にもビレッジハウスはいいんじゃないかなと思います。
ビレッジハウスのメリット2
家賃が安いのに広い部屋に住める。ペットが飼える部屋もある。
ビレッジハウスの家賃が安い理由は?
ビレッジハウスの前身は、国の事業として建てられた雇用促進住宅という低家賃住宅でした。
全国に約1,000棟・10万戸もの部屋がありましたが、事業終了で民間に売却。これを格安で一括購入し民間賃貸として再生したのがビレッジハウス・マネジメント社です。
家賃が安いのは、格安で取得した物件だから。「安すぎてあやしい」と言われがちですが、理由を知れば納得です。
3.ビレッジハウスは 入居条件がゆるく審査に通りやすい
ビレッジハウスは、職業・年齢・国籍不問が基本条件。前科がないこと、暴力団関係との付き合いがないことが最低基準となっています。
シングルマザー、シングルファーザー、高齢者、フリーランス、フリーター、個人事業主、派遣、生活保護、障がい者、外国人なども入居可能。
入居条件と審査については上記が基準です。入居審査って苦手だな、と思ったことはありませんか?
幅広い層を受け入れてくれるビレッジハウスなら、苦手な気持ちを感じることはありません。
高齢だと一般の賃貸では、年齢を理由にことわられることがあるとか。ビレッジハウスならそんな心配もないですよ。
ほかには、保証人不要、保証会社利用なしで契約できる点も大きなメリットです。
ビレッジハウスは、「借りやすく、住みやすい」配慮があり、一人暮らしや老後の住み替え、急な転勤・転居でも安心して利用できます。
ビレッジハウスのメリット3
入居条件がゆるく審査に通りやすい。
4.抽選がない
ビレッジハウスとよく似た格安賃貸に、都道府県が貸し出す公営住宅があります。
公営住宅は、収入にあわせて家賃が設定されるので、最低限の家賃で入居できるのが魅力。
けれども、公営住宅は募集の時期が決まっており、さらに抽選で入居が決まります。
そのため、自分が住みたい部屋を希望しても、かならず入居できるとは限らないんですよね。
ビレッジハウスにはその抽選がないので、部屋が空いていればいつでも入居可能です
ビレッジハウスのメリット4
抽選がない。申し込みをすればすぐ入居できる。
5.キャンペーン割引が受けられる
ビレッジハウスの入居キャンペーン
- 1ヶ月分のフリーレント(家賃無料・3ヵ月目に適用)
- 30,000円の引っ越しサポート(初回の支払いから割引)
- 引っ越し料金20%引き(利用する場合)
ビレッジハウスでは、「フリーレント(家賃無料)1ヶ月」と、「引っ越しサポート3万円(初回の支払いから割引)」のキャンペーン特典があります。
これを上手に利用できれば、引っ越し時と入居後にかかる費用をかなり抑えられます。
ビレッジハウスのメリット5
入居キャンペーンを利用すると、さらに初期費用を抑えられる。
▼初期費用を抑えられるビレッジハウスのキャンペーンを紹介 続きを見る
ビレッジハウス | 引っ越しサポートキャンペーンの内容と注意点・フリーレントとは?
6.ビレッジハウスは収納が多い

ビレッジハウス より
もともと家族向けに設計された住宅だということもあり、ビレッジハウスは、収納が多いです。
2Kの部屋の場合は、
・1間(幅1182cm)の押し入れ×2つ
・天袋(上の物入れ)×2つ
・半間(幅91cm)の押し入れ×1 があります。
これだけれあれば、かなりのものを収納できます。
※上記は2Kの部屋です。間取りによっては、もっと収納部分が多いと思います。
ビレッジハウスのメリット6
安い家賃で、収納が多い部屋に住める。
ビレッジハウスに住んでよかったこと【実体験レビュー】

オプションでつけたエアコンは省エネタイプの新品でした。そのため、夏に長時間使っても驚くような電気代の請求はこなかったのがよかったポイントです。
お風呂の風呂釜や給湯器、換気扇、洗面台なども新しかったです。
(ガス湯沸かし器、温水洗浄便座など、オプションでつけることができます)
あとは、ワンルームよりも部屋を広々と使えることがよかったです。
また、ビレッジハウスの建物は、ベランダが南向き(←すべての物件)なので、日当たりがいい。これもうれしかったです。
正直、不便に感じる部分はありますが、広さ・日当たり・水回り、エアコンの新しさなど、ワンルームでは望めなかったことが、ほぼ解消されました。
私は飼っていませんがペット可の部屋も増えているので、ペットが一緒という人はチェックしてみてください。
▼ペット飼育可物件希望の方は、下記記事を参考にしてください。 続きを見る
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まとめ:デメリット・メリットは人それぞれ
ビレッジハウスには、築年数や立地などのデメリットがある反面、初期費用の安さや広さ、収納の多さ、入居審査の柔軟さなどのメリットもあります。
ある程度の予算を出して新しめの部屋に住むか、家賃を抑えつつ古くても広めの部屋に住むか、選択次第だと思います。
この記事が、ビレッジハウス入居検討中の方の参考になればうれしいです。
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